フェルナンド・アロンソは、2017年シーズン途中でマクラーレン・ホンダを離れるかもしれない・・・そう語るのは元F1ドライバーでアロンソ友人であるマーク・ウェバーだ。マクラーレン・ホンダでの3年目を迎えたフェルナンド・アロンソだが、ホンダは新型F1エンジンで期待に応えることができず、プレシーズンテストから不満を爆発させている。
開幕戦F1オーストラリアGPでは、12番グリッドからスタートして一時はポイント圏内を走行していたアロンソだが、フロアの損傷によりリタイア。レース後は、マクラーレン・ホンダは“最遅マシン”だと述べ、そのようなマシンで戦ったレースを“人生のベストレース”だと表現した。フェルナンド・アロンソとマクラーレンとの契約は今シーズン末で期限切れとなるが、マーク・ウェバーは、アロンソの抱えているフラストレーションは、今シーズンが終わるのを待つことなくマクラーレン・ホンダの離脱に至る可能性があると語る。「フェルナンドはシーズンの最後までいないかもしれない」とマーク・ウェバーは Sporza にコメント。「ストフェル(バンドーン)はどこかの時点で違うチームメイトを得ているかもしれない。フェルナンドはシーズン最後まで走らないかもしれないということだ」「彼はフラストレーションを抱えている。彼は7位や6位でフィニッシュすることさえ望んでいない。ストフェルにとってポイントはかなり嬉しいことかもしれない。だが、フェルナンドはポイントに興味はない。彼は表彰台を戦いたいのであり、フェルナンドは精神的に彼が望んでいる位置からかなり遠く離れている」2013年末にF1を引退したマーク・ウェバーは、アロンソのチームメイトであるストフェル・バンドーンは異なる状況にあるとし、厳しいシーズンから利益を得るかもしれないと語る。今年、初のF1フルシーズンを戦うストフェル・バンドーンは、F1オーストラリアGPを2周遅れの13位で終えた。「タフな状況、タフなクルマであり、チームもそのレベルに達していない」「だが、ある意味で、彼はまだ舞台裏で学ぶことができるし、F1での初シーズンから学ぶことは悪いシナリオではない。レーダーは彼に向いていないからね。レーダーは、チーム、政治、ホンダの問題に向いている」「彼はジュニアカテゴリーで本当に良い経歴を築いてきたし、まだ彼にとって良い流通はあるかもしれない。このような2年を過ごすことはできないものだが、彼はまだ問題ない」
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