フェルナンド・アロンソは、ニコ・ヒュルケンベルグのような“非常に才能のあるドライバー”が機会に恵まれていないことが、自分のフラストレーションを正しい角度で見直させていると述べた。フェラーリからマクラーレンに移籍したこの2シーズンで、フェルナンド・アロンソはまだ表彰台を獲得できておらず、3度目のワールドチャンピオンは長い道のりのように見える。
しかし、2015年のル・マンのウィナーであるニコ・ヒュルケンベルグは、未だ彼のF1キャリアで表彰台に上がることができていない。フェルナンド・アロンソは、そのような状況を考えれば、自分の奮闘をより楽観的に捉えられると語る。「2度のワールドタイトルを獲得できなかったのは運が良かった」とフェルナンド・アロンソは Sky Sport に述べた。「とても才能があるので、チャンスに恵まれてないドライバーもある」「オーストリアのトラックバレードでフロントローのニコ(ヒュルケンベルグ)と一緒にいた。彼は初表彰台を願っていた」「彼は本当に才能のあるドライバーだし、自分がこれに勝てなとか、あれを達成できないといってイライラすることはできない」フロントロースタートを振り返ったニコ・ヒュルケンベルグは、それは雨の予選の結果で達成できたことであり、淡い期待と、より多くの挑戦をもたらしたと述べた。「オーストリアではいくつかのことが重なった」とニコ・ヒュルケンベルグは語る。「後から考えれば、フロントローは素晴らしいことだし、嬉しいけど、結局は良くはなかった。追い抜いていく速いクルマがいて、それでラップタイムの多くが犠牲になることがわかったからね」「タイヤも良くはなかったし、戦略的にちょっと難しい立場に陥った。7番手や8番手といった実際のクルマペースがあった位置からスタートした方が良かったかもしれない」