フェルナンド・アロンソは、2015年のル・マン24時間レースにポルシェから参戦しようとしていたが、土壇場でホンダに拒否されたようだ。昨年、フェラーリ離脱を発表して以降、フェルナンド・アロンソの将来についてはスポーツカーで一年間のサバティカル休暇を過ごす可能性が取り沙汰されていた。しかし、最終的に12月に入ってマクラーレン・ホンダへの移籍が発表された。
Auto Motor Und Sport によると、ル・マン24時間レースに関心を持ち続けているフェルナンド・アロンソは、F1活動と並行してル・マンに参戦するジョイント契約を確保したがっていたが、ぎりぎりのタイミングでホンダだけが拒否したという。この契約が実現していれば、フェルナンド・アロンソは、F1活動と同時にル・マン24時間レースを含むWEC世界耐久選手権に参戦するニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)と共にポルシェをドライブすることになっていた。2015年のル・マン24時間レースは、F1カナダGPとF1オーストリアGPの合間となる6月13日(土)から14日(日)にかけて開催される。 ポルシェは、フェルナンド・アロンソの参戦が不可能になった場合に昨年ザウバーからF1参戦しえいたエイドリアン・スーティルの起用に切り替えようとしていたが、エイドリアン・スーティルとザウバーとの契約上の問題によって契約できなかったようだ。