フェルナンド・アロンソが、F1モナコGPへの意気込みを語った。フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)フィーリングはいいし、チームは、自分たちにはバルセロナで2台が表彰台を獲得した競争力のあるパッケージがあると自信を持っている。でも、モナコは特別なセットアップとドライビングへの信頼を必要とするユニークなトラックだ。僕たちはここ2年で、2度ここで表彰台を獲得しているので、再び競争力があるはずだし、良い結果を出せることを期待している。
ここ3戦でポールポジションを獲得しているメルセデスが再び強いと思うし、去年ミハエル(シューマッハ)がペナルティでポジションを失いはしたけど、ここでポールポジションを獲得したことを忘れてはならない。僕たちはここがいかにオーバーテイクが難しいかをわかっているので、彼らに有利になるかもしれない。でも、僕たちは自分たちの一番の目標がチャンピオンシップであることを忘れてはならない。その戦いでベッテルとライコネンが僕たちの前にいる。メルセデスが1つのレースで勝たなければならないとしたら、それは今回のレースかもしれないし、僕たちは他チームの前でフィニッシュすることに集中しなければならない。もちろん、僕たちはチャンピオンシップに勝ちたいけど、モナコは特別なレースだし、チャンピオンシップで最も重要なレースと言ってもいいかもしれない。モータースポーツのファンではなくても、世界のみんなは、モナコGP、インディ500、ル・マンについては聞いたことがあると思う。フェラーリがここで勝てなくなって何年もたっているし、個人的にも異なる3チームで優勝した最初のドライバーになる可能性がある。それを成し遂げるということが大きなモチベーションになっているのは確かだ。レースペースとタイヤでグラデーションはそれほど重要ではないし、他のラップよりも土曜日に良いラップを見つけて、良いスタートをすることが重要だ。うまく機能するクリーンな戦略、そして悪いタイミングでセーフティカーが入らないことも願っている。他のレースよりもパフォーマンスを上げなければならないエリアは予選だし、歴史的にそれは僕たちが最も働いていかなければならない点だ。タイヤの最終的な変更がどうなるかを待っているところなので、それがどのような影響を与えるかについての意見はまだない。それらの特性を正確に知るには、おそらく初めてそれらでレースをするまで待たなければならないだろうし、そのあと考えを固めることができる。フェラーリ側からすれば、タイヤについてはあまり注意はしていない。今週末に対処しなければならない重要なレースがあるし、タイヤが全員にとって同じであることはわかっているからね。