F1中国GPでフェルナンド・アロンソのDRSが指定エリア外で作動していた件についてFIAが調査を開始した。上海インターナショナル・サーキットのDRSゾーンはバックストレートに設けられ、ドライバーはストレートエンドにあるヘアピンの750m手前からブレーキを踏むまでDRSを使用できた。
だが、決勝でフェルナンド・アロンソがミハエル・シューマッハを追っていた23周目、アロンソのDRSがヘアピンと最終コーナーの間で作動している様子が国際映像で映し出された。BBC Sport は、その周にフェルナンド・アロンソのDRSが“オフセット”になっていたことが問題の原因であると報じている。つまり、アロンソのDRSはストレートエンドの300m手前ではじめて使用できる状態になり、その分ヘアピン後も利用できたという。だが、フェルナンド・アロンソはこれによってアドバンテージを得るばかりか、逆に不利な状況に陥っため、ペナルティは与えられなかったとみられている。DRSは、FIAが操作するシステムによって電子的に起動されるため、FIAはこの問題を引き起こした原因ついて調査を行っている。フェルナンド・アロンソは、一週間前のマレーシアGPでもDRSのトラブルを抱えていた。関連:F1 : DRS (Drag Reduction System)とは
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