アルファロメオF1は、2023年F1オーストラリアGPの予選で、周冠宇が17番手、バルテリ・ボッタスが19番手だった。アルファロメオは2台ともQ1で敗退。ボッタスはクリーンな走りをするためのギャップを見つけるのに苦労し、事実上のホームレースであることを強く意識してレースで後列に並ぶことになった。周は2つほど前に出たが、レースが混乱しない限り、この2人はポイント獲得に大きく前進することはできないだろう。
バルテリ・ボッタス(19番手/1分18秒714)「メルボルンに持ち込んだアップグレードは期待通りに機能しているように見えるので、予選ではもっと期待していたことは否定できない。もちろん、これは僕たちが望んでいた場所ではないし、この予選セッションについては間違いなく多くの疑問がある。ペースが不足しているように見えた上に、タイヤのグリップが最高だと感じた最終ラップで少しトラフィックに遭遇したので、それ以上のことはできまなかった。少なくとも後方からスタートすることで戦略的なチャンスが広がるので、レースで何ができるか見てみたい。理想的なスターティングポジションとはほど遠いけど、何が悪かったのかを調査し、明日また頑張ろうと思う」周冠宇(17番手/1分18秒540)「僕にとっては奇妙なセッションだった。FP3で良いペースを見つけたのに、予選ではクルマがまったく違っていて、目指していたものとは正反対だった。もちろん、順位を上げられなかったのは悔しいけど、ベストを尽くすつもりだ。Q2に進出するためには、コンマ数秒の差を見つけるだけでは十分ではなかった。FP3から予選でマシンを大きく変えたわけではないけど、ドライビングを変えなければならないほど大きな違いを感じた。レースに関しては、ここでは何が起こるかわからない。もちろん、もっと上位のグリッドからスタートしたいと思っているけど、僕たちにできることは、ベストを尽くして良い戦略を実行し、順位を上げることだけだ」アレッサンドロ・アルンニ・ブラビ(チーム代表)「プラクティスとアップグレードの評価から得られた兆候は、むしろポジティブなものだったので、2台ともQ1で脱落したことは残念だ。FP3と予選の間に、なぜドライバーのクルマに対するフィーリングがこれほどまでに大きく変化したのか、データを見て理解し、明日のレースに向けてベストなプランを考えなければならない。このコースはオーバーテイクに適しているとは言えないが、可能な限り挽回するために戦うつもりだ。良いスタートとピットウォールの適切な判断があれば、このレースで何かを得ることができるはずだ」
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