アルファロメオF1チームは、2023年のF1世界選手権に参戦する新車F1マシン『C43』を発表した。新たなタイトルスポンサーとしてStake(ステーク)を迎えたアルファロメオF1チームは、2023年F1マシン『C43』でカラーリングを変更。アルファロメオの赤に加えて、黒をフィーチャーした精悍なルックスとなった。
特徴的なのはカラーリングだけでない。フロントウイング周りやフロアエッジなど、複雑な空力形状を備えているのがわかる。また、チーム体制にも変更があり、CEO兼チーム代表を務めていたフレデリック・バスールがチームを離脱し、元マクラーレンのF1チーム代表であるアンドレアス・ザイドルがザウバーF1チームのCEOに就任。レースの現場には、ザウバー・グループのマネージングディレクターであるアレッサンドロ・アルンニ・ブラビがチーム代表者として指揮を執る。ドライバーは、バルテリ・ボッタスと周冠宇のコンビが2年目を迎える。ローンチ後、すぐにバルセロナでフィルミングデーを利用してシェイクダウンを実施し、2月23日からバーレーンでスタートするレシーズンテストまでに初期の問題を解決する予定となっている。