アルファロメオF1チームは、ヨーロッパシーズンの緒戦となるF1エミリア・ロマーニャGPに新しいフロアを導入する。そして、それは、相次ぐアップグレードの始まりにすぎないと、チーム代表のフレデリック・バスールは語る。今シーズン、F1には新世代F1マシンが登場し、アルファロメオF1チームは、2021年の最後から2番目の順位から今シーズンの最初の3レースの6番手まで順位を上げている。
アルファロメオF1チームは、すでにC42で昨年の合計と一致する13ポイントを獲得しているが、これからF1チームによる開発レースが始まることになる。今週末のイモラ・サーキットでのレースは、スプリントレースの週末であるため、フェラーリなどの他のチームは、今週末に新しいフロアを導入することを見送った。しかし、フレデリック・バスールは、アルファロメオF1チームが新しいフロアの形でC42の最初の大きなアップデートを投入することを明らかにし、今シーズンを通して準備ができ次第すぐにアップデートを入れていると述べた。「現在、開発がイモラとバルセロナから始まることを知っているので、我々は適切なタイミングでそこにいなければならない」とフレデリック・バスールは語った。「誰もがそうであるように、いくつかのアップグレードが進行中だが、それらは機能する必要があり、計画どおりに機能する必要がある」「イモラではフロアに新しいパーツが追加される。今週はフロアのみとなる。これまでのところ、それは問題なさそうに見える」「待った場合、イモラの後はマイアミになるし、かなり注意が必要だ。その後のバルセロナは問題ない。だが、モナコ、バクー、モントリオールはトリッキーだ」「チーム間にはおそらく2つの異なるアプローチがある。4つのイベントごとに大きなパッケージを用意する方が簡単か?それともイベントごとに1つのコンポーネントを導入する方が簡単か?」「我々は2年前と昨年は車を開発しなかったが、3年前にこのような感じだった。そして、それは我々にとって非常に成功したと思う。我々はそれと同じアプローチをとっていく。すべてのレースではないが、ほぼすべてのレースでアップデートを提供することを目指している」「そして、最初のものはイモラに、もう1つはバルセロナになる。可能な限りプッシュと開発を続けていく」だが、フレデリック・バスールは、スプリントレースの週末に大きなアップデートをもたらすことは理想的ではないというフェラーリの意見に同意するが、アルファロメオF1チームにとってはそれが正しいアプローチであると考えている。「確かにシーズン序盤は簡単ではないし、我々はまだアップデートなどを導入する過程にある。しかし、それは誰にとっても同じだと思う」「アップデートを行うかどうかを決定するのはチームの手に委ねられている。フリープラクティスで良い仕事をする準備をするのはドライバー次第だ。我は今日のルールを知っているし、それはドラマではない。世界中には1時間、またはそれ以下のフリープラクティスしかないチャンピオンシップがたくさんのある」「しかし、結局のところ、チャンピオンシップを勝ち取っているのは常に最高のドライバーだ」