アルファロメオF1は、2022年のF1ドライバーとして周冠宇を起用することを発表。初の中国人F1ドライバーが誕生することになった。アルファロメオF1は、今シーズン限りで引退するキミ・ライコネンの後任として、現在メルセデスF1のドライバーを務めるバルテリ・ボッタスを起用することを発表。しかし、セカンドシートについては発表しておらず、長く憶測が続いていた。
アルファロメオF1は、2022年のドライバーとして周冠宇(Guanyu Zhou/チョウ・グアンユー)を起用することを発表した。中国出身の周冠宇(22歳)は、2015年から2018年までフェラーリ・ドライバー・アカデミーに所属し、2019年からルノー・スポール・アカデミーに移籍し、ルノーF1チームの開発ドライバーを担当。アルピーヌF1チームにチーム名が変わった2022年も引き続き開発ドライバーを務めていた。中国人ドライバーでは、HRTとケータハムで2012年と2013年に5回のプラクティスに参加したマー・チンホワがいるが、フルタイムのF1ドライバーとしては中国人初となる。