アンドレッティ・オートスポーツのF1参入が具体的な話となってきた。報道によると、アルファロメオF1チームを運営するザウバーの持ち株会社の株式を取得して経営権を得ることになるという。アルファロメオF1チームは、スイスに拠点を置くザウバーが母体。アルファロメオはネーミングスポンサーに過ぎない。
そして、ザウバーは、持ち株会社であるIslero Investmentsの傘下にある。マイケル・アンドレッティは今年8月、適切な価格で適切な機会が訪れた場合、アンドレッティ・オートスポーツの活動をF1に拡大することに関心を示していた。この動きを支援するために、特別目的買収会社であるAndretti Acquisitionは、昨年2月に米国証券取引委員会に新規株式公開で最大2億5000万ドルを調達するよう申請した。報道によると、Andretti Acquisitionはザウバーの持ち株会社であるIslero Investmentsの80%の株式を取得することになるという。ザウバーは、今年初めにアルファロメオとのF1での商業的パートナーシップを拡大したが、アンドレッティによるチーム買収がアルファロメオのF1への関与に何らかの影響を与えるかどうかは定かではない。アルファロメオF1は、まだ2022年のセカンドライバーを発表していないが、そこにはアンドレッティとザウバーの交渉が影響していると言われ始めている。報道によると、Andretti Autosport-Herta IndyCarのスポンサーであるGainbridgeが今後の取引に関与する可能性があり、アンドレッティがチームの経営権を取得した場合、コルトン・ハータを乗せることを望んでいるとされている。