アルファロメオF1は、カラム・アイロットを来月のF1アブダビGP後の若手ドライバーテストに起用することを発表した。アラム・アイロットは、昨年5月のバルセロナテストでアルファロメオF1のマシンを走らせており、ハースF1と計画されていたFP1セッションの準備ととしてフィオラノで2018年仕様のフェラーリF1マシンを走らせていたが、10月のF1アイフェルGPは悪天候によってキャンセルとなっていた。
F1アイフェルGPのFP1でアルファロメオから出走する予定となっていたミック・シューマッハは、2021年にハースからF1デビューを果たすと見られており、アブダビテストではハースのF1マシンを走らせると予想されている。現在、カラム・アイロットは、FIA-F2選手権で首位のミック・シューマッハから22ポイント差の2位につけており、3勝、4回のポールポジションと印象的なシーズンを送っている。「アブダビで再びマシンに乗ることを本当に楽しみにしている。この機会を与えてくれたアルファロメオ・レーシングとフェラーリ・ドライバーアカデミーに感謝している」と22歳のカラム・アイロットは語った。「F1カーを運転するチャンスは重要だ。コックピットだけでなく、チームと協力して経験を積む方法でもある。世界でも有数のエンジニアとクルーであり、彼らから学べることはたくさんある。僕はそれを重要視している」アルファロメオF1のチーム代表フレデリック。バスールは「カルムは、今年のF2でのパフォーマンスが示すようにランクを通過する最も有望な若いドライバーの1人だ」と語った。「先月、ニュルブルクリンクでFP1が中止され、彼が自分の能力を発揮するチャンスを逃したのは不運だったし、アブダビでチームと一緒に走る価値にふさわしいと思う」「彼の態度と労働倫理は、昨年、彼が我々と一緒にテストしたとき、チームに非常に前向きな印象を残した。アブダビで彼と一緒にテストすることは我々は本当に楽しみにしている」