アルファロメオ・レーシングは、今週末にポール・リカールでプライベートテストを実施し、テストドライバーのタチアナ・カルデロンと開発ドライバーのファン・マニュエル・コレアに2013年F1マシン『C32』で走行する機会を与える。アメリカ出身のファン・マヌエル・コレア(20歳)は、アルファロメオ・レーシングの開発ドライバーを務めており、今年のF2にザウバー・ジュニアチーム・バイ・チャロウズから参戦している。F1マシンでの走行は今回が初めてとなる。
同じくF2に参戦しているタチアナ・カルデロンは、この1年間ですでに2度のF1テストを行っている。それにはザウバーの昨年マシン『C37』での走行も含まれている。アルファロメオ・レーシングのF1チーム代表を務めるフレデリック・ヴァスルは「我々のチームは若い才能の育成について誇るべき歴史があり、このようなミッションを非常に真剣に考えている」とコメント。「ファン・マニュエルとタチアナは二人ともファクトリーとトラックサイドで我々と仕事をしており、チームの重要なメンバーであることを証明してきた。マシンに乗る機会は、彼らがF1マシンの理解をさらに深め、エンジニアやクルーとの関係を構築する手助けになるだろう」タチアナ・カルデロンは「昨年の2度の走行に続き、再びF1マシンをドライブするチャンスを与えてくれたアルファロメオ・レーシングにとても感謝しています」とコメント。「再びトラックでチームと仕事して、ドライバーとして学びと成長を続けられることを本当に嬉しく思っています。この新しい経験を最大限に生かすことを楽しみにしています」ファン・マニュエル・コレアは「F1マシンをドライブすることは7歳の時からの夢だった。ついにコクピットに座れることに本当に興奮している」とコメント。「この経験からできるだけ多くのことを学ぶおnを楽しみにしている。このチャンスを与えてくれたアルファロメロ・レーシングに感謝している」