アルファロメオ・レーシングは、タチアナ・カルデロンが2019年もチームのテストドライバーを継続することを正式発表した。コロンビア出身のタチアナ・カルデロン(25歳)は、2017年に開発ドライバーとしてザウバーに加入。昨年はテストドライバーに昇格し、メキシコGP後にはフィルミングデーとしてF1マシンで初走行。その後、フィロラノでも2013年マシンでテスト走行を実施している。
並行してGP3で3シーズンを戦っていたタリアナ・カルデロンは、今年、BWTアーデンからF2に参戦することが決定。GP2から改名した同シリーズでは初の女性レーサーとなる。ザウバーからアルファロメオ・レーシングとして改名したチームは、タチアナ・カルデロンがF2参戦と並行してテストドライバーを務めることを発表した。「アルファロメオ・レーシングのテストドライバーを継続できることを本当に嬉しく思います」とタチアナ・カルデロンはコメント。「彼らは毎年素晴らし仕事をしていますし、このような経験豊富な人々と一緒に仕事ができることは常に特権です」「彼らは私に初めてF1カーをドライブする機会を与えてくれましたし、そのチームの一員でいられることを本当に嬉しく思っています。近い将来、一緒に素晴らしいことを成し遂げられることを期待しています」アルファロメオ・レーシングのチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、タチアナ・カルデロンのチームへの関与を歓迎していると語る。「テストドライバーとしてタチアナとのコラボレーションを継続することを発表できることを嬉しく思う」とフレデリック・バスールはコメント。「チームはタチアナのコミットメント、粘り強さ、スキルに感銘を受けている。彼女は昨シーズン初めてF1カーをドライブする機会を与えられた際に優れたパフォーマンスを発揮し、チームの貴重なメンバーであることを証明した」「我々はドライバーのとしてのタチアナのスキル、そして、アルファロメオ・レーシングのプロジェクトをさらに発展させることに一緒に取り組んでいく」