アレクサンダー・アルボンは、2022年のウィリアムズのF1シート獲得に協力してくれたジョージ・ラッセルに“ビールを奢らなければならない”が、ちょっと“協力的すぎた”と冗談交じりに語った。2020年のレースシートを失ってレッドブルF1のリザーブドライバーとして活動していたアレクサンダー・アルボンは、2022年にウィリアムズと契約してF1グリッドに復帰する。
メルセデスに移籍する親友のジョージ・ラッセルの後任としてウィリアムズに加入するアレクサンダー・アルボンは、過去にF2でチームメイトだったニコラス・ラティフィと再びタッグを組む。アレクサンダー・アルボンとジョージ・ラッセルは、カート時代から競い合い、2018年の終わりに揃ってF2を卒業。今でも、オフの日には一緒にカートをするなど交友は続いている。アレクサンダー・アルボンは、ジョージ・ラッセルがウィリアムズのF1シートを獲得するのを手伝ってくれたのは“非常に協力的”だったが、ウィリアムズの上司がジョージ・ラッセルの意見を測るときに友情を考慮に入れなければならなかったと言っていたことを明かした。「もちろん、ジョージは僕の親友だ」とアレクサンダー・アルボンは語った。「彼はあまりに協力的すぎたと言っても言い過ぎではないかもしれない。理事会の人たちあh『ジョージが君をとてもサポートしているので、我々はあまりジョージの意見を取り入れることはできない』と言っていたんだ。とても面白い逸話だよね」「彼には何杯かビールの借りがあると伝えた。一緒に夕食に行って僕たちの移籍を祝えたらいいね」ジョージ・ラッセルは、2019年から2020年にかけてトロロッソ(現アルファタウリ)とレッドブル・レーシングで経験を積んだアレクサンダー・アルボンが、ウィリアムズで成功すると確信していると語る。「アレックスがF1に戻ってきたことをとてもうれしく思う。彼はこのグリッドでのチャンスに値すると本当に信じている」とジョージ・ラッセルは語った。「彼はレッドブルで本当に苦労したけど、彼は最高のドライバーの一人だと思う」「ウィリアムズは彼が移籍して成長するのに本当に適切な場所だ。僕は過去3年間そこにいたし、チームがどのようであるかを知っている、ヨースト(カピート/チーム代表)がどのように仕事をするかも知っている。そして、もちろん、アレックスのことも本当によく知っている」「それらは成功する組み合わせになると確信している」