レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの決勝レースを7位で終えた。4番グリッドからスタートしたアレクサンダー・アルボンは、スタートで後退するも5番手まで順位を取り戻してレースを展開。12周目にピットインし、ベッテルとルイス・ハミルトン(メルセデス)の6番手でレースへ戻る。
その直後、バーチャルセーフティカー(VSC)が導入されるが、アルボンはタイヤをうまく作動させ続け、VSCが明けるとターン12でハミルトンをオーバーテイク。さらにその勢いのままベッテルもパスして、4番手に浮上する。アルボンは前を行く2台を追い詰めますが、この頃には路面がだいぶ乾き、タイヤの消耗が激しくなっていた。ステイアウトしていたアルボンですが、タイヤの消耗は激しく、ターン4でスピン。34周目で新たなインターミディエイトタイヤに交換すると、コース復帰後にストロールをパスして5番手までポジションを上げます。しかし、ペースで勝るサインツにパスを許し、6番手でレース後半を戦うことになる。そして、残り7周のところでマックス・フェルスタッペンに順位を譲り、7位でチェッカーを受けた。「今日はすべてが計画通りにいけば勝利が目指せたと思うので、7位という結果には複雑な気分だ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「レースウイークを通じて僕たとの競争力は高かったので、今日の結果はつらい。僕らは2台ともスタートがよくなかったけど、ポジションを上げていき、インターミディエイトに交換したときは素晴らしいグリップがあってとても速かった。しかし、ペースはとてもよかったものの、2セット目のインターミディエイトに交換してからはグリップがなくなってペースを失い、少し困惑した。理解しがたい状況だけど、冷静になり、なぜこのようなレースになったのかを分析しなければならない」「今週末はマシンの進化を確認できたし、トライしたこともとてもうまくいったので、その部分には満足している。ガレージのみんながすごく助けてくれたので、次のバーレーンでまたそれを再現するのが待ちきれない」
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