レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1ブラジルGPでのルイス・ハミルトンとの接触に驚いたとし、“スローモーション”のように感じたと語った。ルイス・ハミルトンは、2位表彰台をかけて残り2周でアレクサンダーアルボンのインサイドにビコ・デ・パトで大胆に飛び込んだが、アルボンのマシンサイドに接触。アルボンはスピンを喫して15番まで順位を落とした。
ルイス・ハミルトンは、接触は“完全に自分のせい”だと認めており、3位でフィニッシュして表彰台に上がったものの、5秒加算ペナルティを科せられて7位に後退した。「正直、見直してみる必要がある」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「自分としてはターン9を抜けていたと思っていたし、ルイスとはギャップがあった。『問題ない。僕たちのポジションだ』と考えていた。少し熱いレースになると感じていたし、彼に何もアイデアを与えないようにカバーするようにターンしていた」「もちろん、それが見えたと思うけど、死角に入ってしまうとけらとどれくらい離れているかはわからなくなる。『OK、彼は十分に後ろにいるのでスペースを与えよう』と考えていたけど、あまり予想はしていなかった。接触して、ただそれを待っているような感じだったし、『ああ』と思ったあとはスローモーションで進んだ」「いずれにしろ、ターン1で彼は僕を抜いていたと思うので残念だ。彼はフレッシュなタイヤを履いていたし、レーシーに見えたからね」失望からどうやった立ち直るかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「自分自身にポジティブでいるように言うつもりだ」とコメント。「あまり運がなかった。セーフティカーが有利に働いたけど、フェラーリ勢とのバトルは楽しかった。僕はそこにいるにふさわしいと感じていたけどね。次のレースだ!」 この投稿をInstagramで見る F1-Gate.com(@f1gate)がシェアした投稿 - 2019年11月月17日午後12時12分PST 関連:【動画】 2019年 F1ブラジルGP 決勝 ハイライト / ホンダF1が1-2!