レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1イタリアGPの予選を最終ラップの混乱によりアタックできずに8番手で終えたが、“明日は十分に戦えると思っている”と手応えをみせた。アレクサンダー・アルボンはQ3まで進出。1回目のアタック中に赤旗中断でタイムを記録できず、2回目のアタックは多くのマシンが先頭での走行を嫌がる中で、スタート前に時間切れなり、タイムを記録することができずに8番グリッドとなった。
「まだマシンをどうやったら速くできるか学んでいるところだが、それでもQ3の1回目のアタックのではいい手応えを感じた」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「Q3では4~5番手を狙っていたが、赤旗によりアタックを中断しなければならなかった。そのため2回目のアタックで確実にいいタイムを記録することが最優先だったが、一方で1度目のアタックでタイムを記録できたほかのマシンは、インラップをスローに走る余裕がある状況だった。どのマシンもスリップストリームを得たいと考え、先頭を走行したくなかったので、トラックに出るのが非常に遅かった。それなりのドラッグがある状態なのでスリップストリームを得て走れば、0.2~0.3秒タイムを縮めることができる」「時間内にスタートするために前のマシンをオーバーテイクしたが、みんなストレート上をタイヤを暖めながら走行していたので、非常に低速で走る形になった。ターン4でこれは間に合わないと気付いたが、ほかのマシンも同様で、ラップの終わり近くではほぼ全力でプッシュしている状況だった」「2回目のトライでもっとリスクをとらずに走るべきだったが、一方で、トップ5のポジションを狙って走っている状況でもあった。いいグリッドを得られていれば明日のレースが楽になったはずなのでフラストレーションがたまる結果だったが、昨日のロングランはペースはよかったですし、明日は十分に戦えると思っている」関連:F1イタリアGP 予選 | トウを巡る駆け引きのなかルクレールがPP獲得
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