トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1フランスGPの決勝レースを15位で終えた。11番グリッドのアレクサンダー・アルボンは、スタートで16番手までポジションダウン。タイヤを労わって走行せざるを得ず、順位の回復が難しいままレースが進行して15位でフィニッシュ。それでも、25周目のピットストップまでに多くのオーバーテイクを披露した。
「残念なことに僕たちのこのレースウイークでの決勝は、1周目のターン2でコースアウトしたことにより、妥協せざるを得ない一戦となってしまった。アウト側がどれだけグリップするのか分かっていなかったため、ポジションをいくつか下げてしまうことになった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「前方にいるマシンよりも速さはあったのだが、DRS圏内でマシンが連なり、隊列状態になっている集団を抜くのに苦戦してしまい、レース中のほとんどの時間を誰かの後ろで走っていた。今日は少しペースが足りておらず、その原因の追究と改善をしていかなければならない。ダニー(クビアト)とのバトルはとても楽しかったが、ポイント圏外のポジション争いは、僕たちが本来望んでいた位置ではなかったはずだ」