角田裕毅が、レッドブルのTPC(旧型車テスト)プログラムでF1マシンに復帰することが明らかになった。2026年にフルタイムのF1シートを失い、現在はレッドブルのリザーブドライバーを務める角田裕毅にとって、実車走行は役割を維持するうえで重要な機会となる。舞台はバルセロナ・カタルーニャGP後のカタルーニャ・サーキットで、使用されるのは前年型のホンダ製パワーユニット搭載車となる。
レッドブルが角田裕毅に実車走行の機会を用意角田裕毅は昨年のレッドブルでの厳しいシーズンを経て、2026年はアイザック・ハジャーにシートを譲る形となった。その後はレッドブルのリザーブドライバーとして活動しているが、今週バルセロナで実施されるTPCプログラムに参加し、再びF1マシンをドライブする。角田裕毅は日本GPの時点で「現時点ではTPCやタイヤテストの予定はありません。自分でF2やF3をプライベートで走らせることも考えています」と語っており、当初はレッドブルでの実車走行は予定されていなかった。しかしレッドブルは方針を転換し、角田裕毅に旧型車でのテスト機会を与えることを決めた。メキース代表「F1マシンに乗ることに勝るものはない」レッドブル代表のローラン・メキースは、角田裕毅の走行について次のように説明した。「ユウキに再びマシンへ乗る機会を与えられることをうれしく思う。彼は我々のために素晴らしい仕事をしてくれている」「彼は今もレッドブル・ファミリーの一員であり、今回の最初の機会を活用して、再びマシンに乗せることにした。数日後に実現する」「目的は、リザーブドライバーとしてF1マシンを運転する感覚を保ち、鋭さを維持することにある。シミュレーターでも多くの作業をこなし、フィジカルコンディションを保つためにも努力している。ただ、実際にF1カーを運転することに勝るものはない。彼が鋭さを維持するうえで、これが最良の機会になる」今回のテストは、角田裕毅がレースシート復帰を直ちに意味するものではない。それでも、レッドブルがリザーブドライバーとしての準備状態を重視し、実車走行の機会を用意したことは、角田裕毅にとって大きな前進となる。Source: GPFANS