角田裕毅(レッドブル)は、荒れた展開となった2025年F1アゼルバイジャンGP予選を6番手で終えた。雨や風、度重なる赤旗に翻弄されながらも、自身にとってレッドブル加入後で最高位の予選結果を獲得。Q3では不満も残ったが、決勝に向けては収穫の多い一日になった。
金曜の段階から手応えを感じていたロングランのペースにも自信を示しており、前方に並ぶライバルを攻略してポジションを上げることを目標に掲げている。予選を振り返って、P6という結果をどう捉えているのかと問われた角田裕毅は「前向きに捉えています。P6は僕にとってレッドブルでの自己最高の予選ポジションです」とコメント。「こういう荒れた予選では何が起きてもおかしくないので、Q3の走り自体には満足していませんが、それでもP6という結果は受け入れますし、明日に向けて楽しみにしています」さらに、前日から評価していたロングランの感触については「もちろん期待はありましたが、実際には“希望”というより“自信”に変わりました」と角田裕毅は語った。「金曜に自分のドライビングやクルマの設定をいくつか変えてからは、ロングランでいい感触を得られました。明日はその感覚を再現することが大事になりますし、さらに予選の部分を改善する必要もあります」「まだ理想のレベルには達していませんが、決勝ではしっかりとラップをまとめて、順位を上げることを目標にします」
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