角田裕毅は、2025年F1ハンガリーGP予選でQ1敗退を喫した。チームメイトのフェルスタッペンとの差はわずか0.1秒だったものの、マシン全体の競争力不足と準備ミスが響いたと語った。特にFP3での準備が不十分だったことについては「完全に僕たちのコントロール下だった」と述べ、タイトな予選ではそうした要素が結果に直結すると強調した。
Q:かなり厳しい予選になりましたが、マシンのペースが全体的に足りなかったのでしょうか?マックスとの差は0.1秒程度でした。角田裕毅:はい、チーム全体として今週末は全体的に苦しんでいました。その状況の中でもパフォーマンスを最大限引き出そうとはしていましたが、やはり遅かったですね。特にFP3の準備がまったく良くなかったですし、それは完全に僕たちのコントロール下にあったことでした。こういうタイトな予選セッションでは、そういった部分が大きく影響します。ああいうことはあってはならなかったと思います。Q:マシンはどれくらい運転が難しかったですか?タイヤコンパウンドやコーナーに関係なくペースが出せないような印象でしたが。角田裕毅:かなりスライドしていて、それがすべてだったと思います。本来あるべきグリップがまったく感じられなくて、おそらく何か重要なものを完全に見落としていたのかもしれません。それが今週ずっと僕たちが探していたものなんですが、結局見つけられませんでした。