角田裕毅は、F1オーストリアGP初日のフリー走行で大きな改善を見せた。FP1ではブレーキとバランスに苦しみ17番手にとどまったものの、午後のFP2では着実にパフォーマンスを向上させ、7番手タイムを記録した。高速セクションの多いレッドブル・リンクにおいて、角田裕毅はレッドブル・レーシングのマシンへの自信と攻撃的な走りを両立。自身も「このタイプのサーキットが好き」と語っており、攻めの姿勢を維持したままセッションをこなしていった。
初日の改善ぶりには手応えを感じているようで、「FP2の感触があれば十分」とコメント。週末の重要なセッションに向けて、さらなるビルドアップに意欲を見せた。「FP1からFP2にかけて、すべてが良い方向に進んでくれました」と角田は初日の手応えを語った。「まだ足りないところもあるんですが、ポジティブな部分も見えてきたので、この流れを明日につなげていきたいです。クルマに対する自信もありますし、こういう高速で攻めていくようなサーキットは自分に合っています」FP2で見せたパフォーマンスには満足しているようで、「FP2のクルマのフィーリングはかなり良かったです。自分に必要なのはまさにこれで、これ以上は求めません」と角田裕毅はコメント。「このクルマについてはまだ学んでいる段階ですが、週末の重要なセッションに向けてしっかりビルドアップしていく必要があります。今のところいいアプローチができているので、あとは明日に向けて全部まとめるだけです」初日を経て明るい兆しを見せた角田裕毅。土曜のFP3と予選でのさらなる躍進に期待がかかる。
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