角田裕毅は、F1ワールドチャンピオンを防衛したマックス・フェルスタッペンを冗談交じりに祝福した。角田裕毅の所属するRBの姉妹チームであるレッドブル・レーシングのフェルスタッペンは、土曜日の夜に開催されたF1ラスベガスGPで4年連続となるF1ワールドチャンピオンを獲得した。チェッカー後、マックス・フェルスタッペンに駆け寄って祝福する角田裕毅の様子が国際映像でも流れた。
レース後のインタビューでマックス・フェルスタッペンのタイトル獲得について質問された角田裕毅はユーモアを交えた回答でインタビュアーを笑わせた。「まあ、よくやったよね!」と角田裕毅はコメント。「でも同時に、レッドブルがどんな活動をしているか、どんなふざけたレースをしているか知っていると思うけど、僕らが互いに競い合うときは、いつも僕が勝ってる!だから、まだ分からないよ! 冗談だけどね(笑)」角田裕毅のいう“ふざけたレース”とは、レッドブルがグランプリ週末の合間にチームの垣根を越えて実施するメガトラックでのレースやバック走行対決などユニークなゲーム企画のこと。実施には角田裕毅は負けることが多い。角田裕毅は、F1ラスベガスGPで、レッドブルドライバーのなかではフェルスタッペンに次ぐ成績となる9位でフィニッシュ。セルジオ・ペレスの去就が不透明となっているが、レッドブル・レーシング昇格の話は首脳陣や噂話でもなかなか聞こえてこない。予選でもフェルスタッペンに次ぐ7番手を獲得した後、レッドブルに自分がトップチームにふさわしいことを示すために何をすべきかという質問に対し、角田裕毅はSky Sports F1に「もしこのインタビューの後、すぐにそうできるとわかっていたら、そうします」と語った。「そういうことはコントロールできません。コントロールできるのは、今年ここまでの自分のパフォーマンスだけです」「自分を信じて、できる限り安定した結果を示し、彼らの考えが変わることを期待しています」「自分ができることはすべてやるつもりですし、レッドブルの一員として自分が何をできるのかも分かっています」「でも今は、できる限りの準備をして結果を出し、彼らに判断してもらうしかありません」
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