角田裕毅は、ホンダF1のの活動60周年を記念して『RA272』をグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで運転する機会を得た。59年前のヴィンテージカーについて、F1で最も背の低いドライバーである角田裕毅は、現代のF1マシンと比べてかなり窮屈に感じたと明かした。RA272は、ホンダが1965年のF1シーズンにエントリーしたマシンだ。そしてホンダの支援を受けるドライバーである角田裕毅は、このマシンを運転することになった。
角田裕毅はこれまでこのような歴史的なF1マシンを実際に運転する機会がなかったが、古い車のコントロールには大きな違いがあることを明らかにした。「素晴らしいですね。このようなクラシックカーをドライブするのは初めてです」と角田裕毅はコメント。「すべてがダイレクトに感じられます。エンジンを始動するプロセスさえも。とても難しいです。でも同時に、車をコントロールしているように感じます」また、エンジニアからは「この車を運転するときは、おばあちゃんに優しくするように自分に言い聞かせてください。すべてに優しくしてください」と伝えられていたと面白おかしく語った。65年前のF1マシンはマニュルトランスミッションを搭載し、現代のF1マシンと比較するとサイズも小さくステアリングのスイッチの数も少ない。「普段、僕はコックピットの中ではかなり小さいのですが、実際は僕の体格でもかなり狭いですね。ついに僕に完璧なモノコックを見つかったかもしれません!」と角田裕毅は語った「スイッチも少なくて、ドライビングに集中できます。邪魔するものがないし、やらなければいけないことに集中できます」と角田裕毅は語る。「車と『どのくらいの回転数がいい?』『シフトアップはどうする?とかお互いにコミュニケーションを取ってる感じですね、間違いなく違う感覚です」「マニュアル車は何回か運転したことあるし、簡単でしたけど、この車はマニュアル車とも違った難しさがあります。全てがダイレクトに伝わってきます。一つ一つの動きや音がスティックを通して伝わってくるし、全く違った体験でした」2024年はホンダのF1参戦60周年目だけでなく、現在のパートナーであるレッドブルがF1に参戦してから20周年でもある。現在、角田裕毅はレッドブルとの契約で姉妹チームのビザ・キャッシュアップRBのステアリングを握っている。「ホンダにとてF1に参戦してから60周年でもあります。実際、これはホンダがF1で初めて優勝したマシンです」と角田裕毅は語った。レッドブルにとってもとてもおめでたいことですし、ホンダにとっても非常に歴史的な瞬間です。今、レッドブルとホンダが一緒に仕事をしているのはすごくクールだし、お互いの記念日を迎えられているのは僕たちにとってスペシャルなことです」 この投稿をInstagramで見る Honda 本田技研工業(@hondajp)がシェアした投稿
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