角田裕毅が、2023年第14戦オランダGPへの意気込みを語った。前半戦は戦闘力の劣るアルファタウリF1チームのマシンで苦戦を強いられたが、それでもチームの3回の入賞のすべてを達成した角田裕毅、後半戦にむけて休暇とトレーニングにメリハリをつけて夏休みを過ごすことができたと語る。
「ベルギーでのシーズン前半戦の締めくくり方には満足しています。ポイントを獲得するのは久しぶりできた。そのおかげでポジティブな気分で夏休みに入ることができたし、そのモチベーションを保ったまま今週末からシーズン後半戦を迎えることができます」と角田裕毅はコメント。「リラックスした時間を過ごすためにテネリフェ島に行って休暇を始めました。その後、残りのシーズンに向けて最高の状態で臨むために、オーストリアで6日間トレーニングをしました。休暇とトレーニングのメリハリをはっきりつけました。両方を組み合わせようとするよりもはるかに優れています」「トレーニングはうまくいったし、体調もよく、リラックスしていて、また頑張っていく準備はできています。前半戦の忙しさから数日間完全に休養し、集中力を高めてから数日間のトレーニングに戻るというのは、リセットのようなもので、とても重要なことでした」「また今週初めには、次の2つのレースに備えるため、シミュレーターでの調整も行ないました。ザントフォールトでは過去に2回レースをしていて、昨年はQ3に進出したこともありましたが、一度も完走したことがないので、今週末はそれを正したいと思っています」「このトラックはテクニカルで、急なバンクのあるコーナーや低速コーナーと高速コーナーが混在しているところなど、独特の特徴があるから好きです。体力的にもかなり厳しいですね。スパはうまくいきましたが、その多くはトラックの特殊な性質や天候に左右されたため、ここでどのようにパフォーマンスを発揮するかはわかりませんが、今回も良いレースができることを願っています。コースが非常に狭いため、予選をうまく進めることに主な焦点を当てますが、今シーズンは予選に少し苦労しているので、どうなるか見てみましょう」