角田裕毅が、2023年の開幕戦F1バーレーンGPにむけての意気込みを語った。今年、スクーデリア・アルファタウリには、ニック・デ・フリースが加入し、すでに各方面から高い評価を得ている。チームで3年目の角田裕毅にとってはデ・フリースとの比較は避けられないシーズンとなる。
先週行われたF1プレシーズンテストで角田裕毅は210周を走り込んで6番手タイムを記録。今年の課題に「安定してパフォーマンスを発揮すること」と挙げた。「バーレーンでのテストはスムーズに進み、マシンに関する多くの情報を得ることができました.いくつかの限界やプラス面、マイナス面を発見することができ、これらは今週末の初戦に大いに役立つことでしょう」と角田裕毅は語った。[パッケージは昨年のマシンに比べて確実に進歩していると感じる部分もあれば、まだ取り組まなければならない部分もあります。全体的には、ロングランとパフォーマンスランを織り交ぜながら、全チームの中で最も多くの距離を走ったいいテストでした。これまでのところ、信頼性は良さそうです。昨シーズン序盤のそれが我々にとっての課題だったので、改善改善されているのは心強いですし、今週末もその勢いを維持していかなければなりません」「昨年のマシンはダウンフォースが足りず、特に高速域でマシンが大きくスライドしてしまい、タイヤをセーブするのに苦労しました。その点、新型車ではかなり改善されています。今年からタイヤのスペックが変わり、先週のテストでは特にロングランでの挙動が変わっているのを感じたので、それに適応していかなければなりませんが、これは誰にとっても同じことだと思います。デグラデーションはかなり進んでいたようですが、僕は日中の暑いコンディションでの走行が多かった。一方、今週末の同じコースでは、重要な時間は夜間になるため涼しくなります」「PUに関しては、先週は1回のセッションで何かを提案したら、次のセッションですでに良くなっていたのがうれしかったですね。みんなが同じ方向を向いて、チームとしてうまく機能しています」「今は、またレースに出るのがとても楽しみです。今年の目標は、週末を通してより安定したパフォーマンスを発揮し、レースでより良いパフォーマンスを生み出すことです。新しいトレーナーやエンジニアも加わり、いくつかの変化がありましたが、個人的には十分な準備ができたと思いますし、昨シーズンの終わりから前進し続けることが目標です。いつも通り、100パーセントの力で頑張ります」