アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1ブラジルGPの決勝を15位で終えた。グリッドで唯一のソフトタイヤでのスタートとなった角田裕毅だが、ランス・ストロール(アストンマーティン)をパスしようとした際に接触してフロントウイングを失ったことで、ピットインしてウイングを交換するとともに、ハードタイヤに履き替える。
その後、好ペースを見せてトップ10圏内まで浮上していた角田裕毅は、ストロールとの接触の原因を作ったとして10秒加算のタイムペナルティーが科され、39周目のピットイン時にこれを消化。後方へと順位を落とし、15位でレースを終えた。「今日はなかなかフラストレーションが溜まる一日でした」と角田裕毅。「タイヤの判断はよかったと思いますが、不運にもストロールとの接触でレースを台無しにしてしまいました。リスキーな抜き方ではありましたが、彼がミラーを見ていなかったことで当たってしまいました」「その後はずっとダメージを負ったまま走ることになったので、ペナルティーが科されたのは本当に残念です。ただ、レースではよくあることですし、次戦ではもっと強くなって戻ってきたいです」