アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1メキシコGPの金曜フリー走行を8番手で終えた。この日のFP1から、角田裕毅のマシンに新たなパワーユニット(PU)を投入。これによるグリッド降格ペナルティーで、決勝では最後尾スタートとなることから、フリー走行ではレースペースの向上に注力した。
2年ぶりのF1開催でセッション序盤は路面のグリップが低い状態だったが、角田裕毅は初走行のサーキットで好調なペースを見せ、FP1では11番手、FP2では8番手タイムをマークした。「今日はとてもいい一日で、マシンバランスがよく、FP1から力強いペースを見せられたと思います」「ペナルティーが決まっているので、予選に向けたアプローチは異なりますが、多くの重要なデータが集められたので、今夜エンジニアが分析できるはずです」「今回は予選に向けた一周のタイムよりも、レースにフォーカスして取り組んでいくので、今日は多くのロングランをこなしました。ここまでマシンに対していい感触を得ています」