ラリージャパン2021実行委員会は、11月に予定していたWRC(FIA世界ラリー選手権)「フォーラムエイト・ラリージャパン2021」の開催を断念したことを発表した。新型コロナウイルス感染症による各方面への影響は国内において依然として甚大ななか、ラリージャパン2021実行委員会は、政府関係省庁・開催地自治体や、国際自動車連盟(FIA)・日本自動車連盟(JAF)・WRCプロモーター社・ラリージャパン競技主催者と長期に渡って開催に向けての調整を進めてきた。
しかしながら、「公道を使用し地域の皆様とともに一丸となって開催されるWRCの競技特性を考慮するとともに、この先の国内における感染状況は今なお予断を許さないことから、不本意ながらこの決定を下すに至りました」とラリージャパン2021実行委員会は声明で発表。「11年ぶりの日本での開催を心待ちにしていたファンならびに関係者の皆様におかれましては、申し訳ございませんが何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします」「最後にこの場をお借りして、開催実現に向けご理解ご協力を賜ったスポーツ庁を始めとする関係省庁、関係自治体、豊田スタジアム、愛・地球博記念公園、警察・消防の皆様、地域住民・就業者・通学者の皆様、業務提携企業・団体の皆様、パートナー各社、自由民主党モータースポーツ振興議員連盟、およびFIA・JAF・WRCプロモーター社・選手権参加チーム・国内ラリー界の皆様など、全ての関係者の皆様にあらためて感謝申し上げるとともに、開催申請中の2022年大会にも引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます」ラリージャパン2021実行委員会会長  鈴木 賢志「フォーラムエイト・ラリージャパン2021が開催断念となり、楽しみにしていた皆様には大変申し訳なく思っております。また、開催実現に向けて尽力いただいていた皆様には、心より感謝申し上げます。このコロナ禍をなんとか克服し、2022年に日本の地でWRCが開催できるよう尽力して参ります」
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