ウィリアムズ・レーシングは、2023年F1バーレーンGPの予選でアレクサンダー・アルボンが15番手、ローガン・サージェントが16番手だった。ルーキーのサージェントは評価に値するパフォーマンスをみせた。Q1でランド・ノリスとまったく同じタイムを記録したが、マクラーレンが先にタイムを出したため、ノックアウトとなった。シーズン前に「予選が得意」と話していたアメリカ人にとっては上々の結果だった。
アレクサンダー・アルボンはQ2に進出したものの、1回しか走らず、非常に気難しいクルマと戦っていた。アルボンはQ2に進出したものの、その区間では1回しか走らず、非常に気難しいクルマと戦っていたため、ワイドに走った後、ラップを中断してタイムは出さなかった。アレックス・アルボン(15番手/Q2でタイム計測せず)「予選でフロントウイングにダメージを負って、フラップを1つ失ってしまったので、Q2は1周も走れなかった。Q2のタイムを見る限り、Q3に進出できたと思うので、残念だQ1で9番手だっただけに少し残念だし、僕たちはもっと良い予選結果にふさわしかったと思う。でも、昨年の今頃と今年の状況を比べると、アストンマーティンを除けば、僕たちは最も大きな前進を遂げたチームであると思う。チームとファクトリーのみんなを誇りに思うし、物事は正しい方向に向かっている。路面温度が下がると僕たちは本当に生き生きとするし、レースペースは予選ペースよりも強いと言えるので、明日どうなるか見てみよう」ローガン・サージェント(16番手/1分31秒652)「F1で予選に出るのは夢のような話だ。今日はペースも良かったし、チームは2台ともQ2進出を果たすにふさわしいと思う。セクター1でターン1の風向きの変化でブレーキポイントを見つけるのに苦労し、わずかなミスを犯してしまった。でも、しかし、今後につながる良い土台を作ることができた。今夜は、クルマが素晴らしいウインドウに仕上がっていたと思う。バランスに関しては、僕が望んでいたとおりのものだったし、もう少しうまくまとめる必要があるだけだった。明日、ライトが消えるときは、かなり特別な気持ちになるだろう。クリーンなスタートを切って、1周目にいい走りをし、そこから積み上げていくつもりだ」デイブ・ロブソン(ビークル・パフォーマンス責任者)「今晩は悔しい結果となったが、将来性を示したと思う。ローガンは、ノリスと同じラップタイムでQ2進出を果たせず、非常に不運だった。アレックスはQ2に進出し、好タイムを狙える位置にいたが、フロントウイングのアジャスターが故障し、フラップが下がってしまったため、フライングラップを中止せざるを得なかった。先週は問題なく走行できたが、今日のような重要なセッションで問題が発生したことは悔やまれる。今日から多くのポジティブな要素を取り入れることができるし、パフォーマンスをしっかりとした前向きなレースプランに反映させることを目指している。両ドライバーとも、このサーキットで強力なレーススティントを構成する方法を知っているので、バーレーンでもグローブでも全員が、彼らが良い進歩を遂げるのを助けるのを楽しみにしている」