ウィリアムズの共同オーナーであるパトリック・ヘッドは、FIAが提唱する予算制限に反対しているのは、フェラーリとトヨタだけであると語る。フラビオ・ブリアトーレの豪華クルーザーでの会議を終え、FOTA会長であるルカ・モンテゼーモロは、FIAが提案する規約に変更がない限り、全F1チームは2010年シーズンのF1にエントリーしない意見であることを示唆した。しかし、予算制限に基本賛成の意を示しているウィリアムズのパトリック・ヘッドの意見は異なるものだった。
「予算制限に反対しているチームは、フェラーリとトヨタだけだ」「彼らは隅に置かれている」パトリック・ヘッドは、他のF1チーム、さらにはF1撤退を示唆していたルノーでさえも妥協案を受け入れるつもりだと語る。「メルセデスからは予算制限に満足している印象を受けたし、BMWもその方向に進むだろう。そうすべきだからね」「ルノーのフラビオ・ブリアトーレは騒ぎ立ててはいるが、長年、全てが高すぎると警告していた人間だ」さらにヘッドはロンドンで行われた前回のFOTA会議はチャンスを逃したと考えている。 「マックス・モズレーは、予算制限がどれだけであるべきかを議論するために来たのだが、フェラーリの差し止め命令の一報を受けて、彼は会議をキャンセルしてしまった」 「フェラーリが法廷で負けた今、彼はもう甘くはないだろう。私は彼が4,000万ポンドからそうかけ離れるとは想像できない」
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