ウィリアムズは、今週末のF1アブダビGPを“ノンアルコール”版のカラーリングで戦う。変更は、UAEのアルコール広告規制によるもの。今シーズン、ウィリアムズはイタリアの酒類製造会社『マルティーニ』をタイトルスポンサーに迎え、F1マシンやチームウェアには赤・水色・紺の“マルティーニ・ストライプ”が施されている。
しかし、UAEではアルコール広告が規制されており、ウィリアムズはこれに対応。チームウェアやF1マシンからはマルティーニのロゴが外され、記載されるチームロゴも“WILLIAMS RACING”に変更。マルティーニ・ストライプは、水色と紺の2本線に変更した。F1でタバコ広告が全面禁止される前は、国によっては“ノンタバコ”版のカラーリングを採用するチームがみられていた。また、F1アブダビGPでは、宗教的な理由により、表彰台ではシャンパンではなく、ノンアルコールのローズウォーターが使用される。F1のアルコール広告に関しては、ヨーロッパでも規制を求める声が挙がっている。