ウィリアムズのロブ・スメドレーは、開幕3戦で表彰台のチャンスを逃したにも関わらず、チーム内に“パニックはない”と述べた。ウィリアムズ FW36は、プレシーズンテストでペースメーカーの一台だったが、様々な問題がウィリアムズのドライバーが表彰台を獲得するチャンスを奪った。ウェットでの予選となったオーストラリアGPとマレーシアGPでは、リアグリップの問題によって下位グリッドからのレースを余儀なくされ、フェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスのレースは妥協を強いられることになった。
メルボルンではバルテリ・ボッタスのリアタイヤのパンクがなければ、表彰台は確実だったとされており、マレーシアではマクラーレンのジェンソン・バトンとのトップ6争いに関するチームオーダー論争が勃発した。バーレーンのドライコンディションでは予選をうまくやったが、リアタイヤのデグラデーションによってレースでは後退し、再び多くのポイントを獲得することはできなかった。元フェラーリのエンジニアで、今年ウィリアムズのビークルパフォーマンスの責任者に就任したロブ・スメドレーは、序盤戦の結果に懸念を抱く必要はないと述べた。「我々は自分たちのいる位置で最適な結果を獲得した。我々は、3レースで一貫して6〜7位にいた」「パニックはない。開発は進んでいる。ウィリアムズには完全に新しい構造があり、良いものを維持し、それを改善しようとしている」「それは風洞にも当てはまる。チーム内にパニックはない。我々は自分たちのやっていることをやり続けるだけだ」
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