ウィリアムズは、F1スペインGPでパストール・マルドナドが優勝、ブルーノ・セナはリタイアだった。パストール・マルドナドが、ウィリアムズに2004年のF1ブラジルGP以来となる優勝をもたらした。ポールポジションからスタートしたパストール・マルドナドは、スタートでフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)に先行を許すもピットストップで逆転。終盤はアロンソのプレッシャーを払いのけ、見事F1参戦2年目にしては初優勝を成し遂げた。ベネズエラ人ドライバーとしてもF1で初の優勝となる。
ブルーノ・セナは、13周目にミハエル・シューマッハと接触したことが原因でリタイアした。パストール・マルドナド (優勝)「初レース優勝は信じられない感覚だ。マシンは本当に一貫性があったし、走っていて素晴らしかった。ペースもずっと力強かった。アロンソが激しく迫ってきたけど、僕たちはうまくタイヤを労わっていたし、終盤にギャップを広げることができた。チームはシーズンを通して懸命に働いてきたし、この勝利は彼らのものだ。F1レースで優勝した初めてのベネズエラ人になったことは大きな名誉だし、今後もっと多くのレースで優勝したい」ブルーノ・セナ (リタイア)「全体的に期待外れな週末だった。レース序盤はオーバーテイクが難しかったし、そのあとシューマッハがストレートでDRSの大きなブーストで迫ってきて、僕の後ろにぶつかってきた。このように不運なことがたくさん起きる週末もある。でも、パストールの優勝で僕たちのマシンには素晴らしいペースがあることを示した。彼のためにとても嬉しく思うし、この勝利は次のレースに向けてチームに大きな後押しを与えてくれるだろう」関連:F1スペインGP 結果:パストール・マルドナドがF1初優勝!
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