マーク・ウェバーのマネージャーを務めるフラビオ・ブリアトーレは、ウェバーがシーズン後に2010年終盤に肩を怪我していたことを公表したのは間違いだったと考えている。マーク・ウェバーは、12月に発売した本のなかで、昨年のF1日本GP前に自転車の事故で右肩を負傷していたことを明らかにした。
その後のレースでマーク・ウェバーはチャンピオンシップ首位から3位に転落。肩の怪我はパフォーマンスに影響を及ぼさなかったとウェバーは主張しているが、ルノーF1を離脱したあともマーク・ウェバーとフェルナンド・アロンソのマネジメントを担当し続けているフラビオ・ブリアトーレは、ウェバーはすぐに問題を公表するか、もしくはまったく話さないという対応をとるべきだったと述べた。「彼はそれを明かさなかった方がよかっただろう」とフラビオ・ブリアトーレは Gazzetta dello Sport にコメント。「そうでなければ、すぐにそれを言うべきだった」フラビオ・ブリアトーレは、マーク・ウェバーがタイトルを獲得できなかったのは、怪我のせいではなく、F1韓国GPでのクラッシュだったと考えている。「彼はタイトルを失ったのは、怪我ではなく、韓国でのミスだ。それがなければ彼は勝っていた」フラビオ・ブリアトーレは、今年も再びマーク・ウェバーとフェルナンド・アロンソがタイトル候補だと考えている。フェラーリが本命かと質問されたブリアトーレは「それを言うのはまだ早い。レッドブルはまだ強いと思うし、マクラーレンも再び競争力があるだろう。(セバスチャン)ベッテル、ウェバー、アロンソ、そして(ルイス)ハミルトンの4つ巴の戦いになると思う」とコメント。フラビオ・ブリアトーレは、フェルナンド・アロンソは2010年よりも力強いタイトル争いができると考えている。「フェルナンドにはモチベーションがあるし、フェラーリは彼にスタートから勝てるクルマを与えたいと思っている」「それが彼の望んでいることであり、彼はそれに相応しい。フェルナンドは2011年にタイトルを争う資質がある」
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