ヴァージン・レーシングのシャシーを設計するワース・リサーチ社は、ヴァージンの2011年マシン「VR-02」完成後に新しいファクトリーへの移転を予定している。ニック・ワースが率いるワース・リサーチ社は、現在オックスフォードシャーのバイチェスターに位置しているが、ハンブルーの北西20マイルにある元アスカリの施設に移転を進めている。
「来年の初旬になるだろう。F1カーが作られた後になるかもしれない」とニック・ワースは語る。「移転は8月のシャットダウンにスタートし、来年のF1カーの製造の強化を数カ月間進めることになる。クルマを製造している人々は留まらなければならないだろう」「段階的なプロセスになるが、我々は至るところで作業することに慣れているので、たいした変化ではない」ニック・ワースは、現在の6つの拠点での作業から新しい施設に移転することが、F1や他のレースプログラムに大きな恩恵を与えることになると確信している。「F1側と他のプロジェクトの両方の仕事において、モータースポーツ村にあるそのような大きな施設に全員が入ることは大きなステップだ」「ひとつの屋根の下に全てを移転させる。リサートと開発、コンピューターのサイズと設計は次のレベルに到達する。文字通り、我々はこれ以上多くのコンピューターをはめ込むことはできないね!」