マルシャ・ヴァージン・レーシングは7日(月)、ロンドンのBBCテレビジョンセンターで2011年F1マシン「MVR-02」を発表した。ヴァージンは、CFDだけでマシンを設計するというユニークな手法を用いており、MVR-02もコンピューター上でデザインされたデジタルなマシン。基本的に昨年マシンVR-01の進化版だが、MVR-02には随所にチーム独自のアプローチがとられている。
MVR-02は、最近のトレンドに反して低めのノーズを採用。全体的に昨年マシンよりも統一感のあるデザインとなっており、下面が大きくカットされたサイドポンツーンから大胆に絞りこまれたリアエンドへの流れは非常にスムーズ。リアは昨年マシンよりも低重心に設計されている。ディフューザー直前まで延ばされたエキゾーストも独特だ。 関連:ヴァージン MVR-02 主要諸元表
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