セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)は、2022年F1第9戦カナダグランプリの予選でQ1敗退を喫して17番手で終えた。ウェットコンディションで行われたFP3で3番手タイムを記録していたセバスチャン・ベッテルは「ペースがどこに行ってしまったのか分からない」とコメント。「FP3と予選の間にほとんど変更は加えていない。でも、僕たちは遅すぎたし、理解できなかった」
「僕たちはこのようなコンディションでとてもうまくやれたはずなので残念だ。車をどのように感じていたかを考えれば、僕たちのラップタイムはサプライズではない。車は運転するのがとても困難だった。明らかに何かが機能していなかったのでデータを確認する必要がある」「それでも、明日のレースには楽観的だ。今日の結果は後手に回ってしまったけど、僕たちは金曜日のプラクティスで良いレースを示していたので、ここから挽回できるはずだ」チームメイトのランス・ストロールもQ1で敗退して18番手だった。「今朝のFP3はかなり競争力があったので、予選でフォローアップできなかったのは残念だ」とランス・ストロールはコメント。「Q1では、車にグリップがなく、集団の後ろでスタックしてしまった。セッション終了間際のイエローフラッグは、ラップタイムをこれ以上改善できないことも意味していた。ちょうどトラックが乾くにつれて、ラップごとに1秒速くなったときだった」「グリッドの後方からスタートするのは難しいだろうけど、フリープラクティスは僕たちの車のペースが良いことを示していたし、明日はポイントを獲得するためにベストを尽くすつもりだ」