セバスチャン・ベッテル(アストンマーティンF1チーム)は、2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPで8位でフィニッシュし、今季初ポイントを獲得した。新型コロナウイルスに感染して開幕2戦を欠場したセバスチャン・ベッテルは、復帰戦となった前戦で精彩を欠き、今週末にはF1引退に関する質問を受けるなど、厳しい状況に陥っていた。
13番手からスタートしたセバスチャン・ベッテルは、ウェットからドライに変わる難しいコンディションで持ち前の走りを見せて5ポジションをアップを果たし、チームメイトのランス・ストロールとともにアストンマーティンF1チームに今季初ポイントをもたらした。「今日、チームは本当にうまくやったし、8位でフィニッシュするためにすべてを最大化した」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「これまでのチャレンジングなシーズンで一生懸命頑張ってきたチームにとって重要な結果だ。金曜日と日曜日は涼しくて湿ったコンディションの恩恵を受けたことは明らかだけど、それでも僕たちは自分たちに巡ってきた機会を利用する必要があった。また、適切な戦略により、ドライタイヤのピットストップを適切なタイミングで行うことでそれを達成した」「このレースでは純粋なペースはなかったかもしれないけど、タイヤをうまく管理し、両方の車がポイント圏内に入れることができた。ポイントを獲得してスタートを来たのは素晴らしいことだ。今はマイアミを楽しみにしている」10位でフィニッシュしたランス・ストロールは「チームにとってポジティブな週末だった。両方の車がポイント圏内にいるのを見るのは素晴らしいことだ」とコメント。「天候の変化は言うまでもなく、レース中は激しいプレッシャーがあったため、今日の僕たちにとって自分の力で勝ち得たポイントだ」「レース序盤は力強いパフォーマンスを発揮した。誰もがオーバーヒートしたタイヤとドライトラックと戦っていたけど、僕たちは(ルイス)ハミルトンを抑え、角田裕毅にプレッシャーをかけた。ミディアムタイヤに切り替えた後も、ペースは良く、後続を引き離すことができた」「今週末のパフォーマンスが向上させ、巡ってきた機会を最大限に活用できたことを嬉しく思う。予選とレースは涼しくてウェットなコンディションで、僕たちに合っていたかもしれない。今日は楽しむつもりだけど、今後のレースでがさらにプッシュしていく」
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