アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、2021年F1オーストリアGPの予選を8番手で終えたが、Q2でフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)のアタックを妨害したとして3グリッド降格ペナルティを科せられ、明日の決勝は11番手からスタートする。セバスチャン・ベッテルは、Q2で最後のアタックのために準備していたが、アタックタップをしていたフェルナンド・アロンソを最終コーナーで妨害することになった。
セバスチャン・ベッテルは、紳士協定を破って列を追い抜いて最終コーナーでスローダウンしたドライバーがいたことで詰まってしまったとつつも、フェルナンド・アロンソに謝罪した。「フェルナンド(アロンソ)のQ2でのラップに影響を与えてしまったことを申し訳なく思う」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「昨日、すべてのドライバーが、ターン8とターン9でスローダウンすることに合意していたけど、列をジャンプして、最終コーナーでスローダウンしたドライバーがいた。許可されないことだ。それでも僕も下がってしまった」「奇妙な状況だったし、本当に避けるのが難しかった。フェルナンドにできることはなかったし、彼に申し訳なく思う」アストンマーティンF1は、決勝をソフトでスタートすることを想定してQ2を戦ったが、そのアプロートに満足しているとセバスチャン・ベッテルは語る。「明日、ポイントを狙えるのは確かだし、ソフトタイヤでスタートするというアプローチには満足している」とセバスチャン・ベッテルは語る。「ミディアムやハードほど長くは持たないけど、速いタイヤなので、明日何ができるか見てみよう」「すべてのセッションで小さな改善を果たしてきたし、今日のクルマはバランスが改善されていた。僕たちは週末を通して競争力があるし、今年初めて2台揃ってQ3に進出した。明日はクリーンエアーで走ることができれば、それなりのレースペースを示せると思う」