セバスチャン・ベッテルは、先週ウィーンで開催されたニキ・ラウダの葬儀を欠席した。セバスチャン・ベッテルは、F1モナコGPで故ニキ・ラウダへのオマージュとして赤いヘルメットを着用して2位表彰台を獲得。レース後、セバスチャン・ベッテルは「彼はいつも周りにいてくれると思う。彼がいないことを寂しく思うだろう。彼は顔もアイコンだったし、今後もそれはかわらない。僕の想いは彼の家族、そして、彼とともにある」と語っていた。
しかし、5月29日(水)にオーストリアのシュテファン大聖堂で営まれたニキ・ラウダの葬儀には、ルイス・ハミルトン、トト・ヴォルフ、アラン・プロストといったF1界から多くの関係者が参列したが、そこにセバスチャン・ベッテルの姿はなかった。セバスチャン・ベッテルはそのころマラネロにいた。フェラーリの新しいPHEVモデル『SF90ストラダーレ』の発表イベントに参加していた。イベントでは、1975年と1977年にフェラーリでF1ワールドチャンピオンを獲得したニキ・ラウダに敬意を表して黙祷が捧げられた。