フェラーリは、セバスチャン・ベッテルに予定通りにアップグレード版パワーユニットを搭載。F1アメリカGPでセバスチャン・ベッテルは10グリッド降格することになる。現在、セバスチャン・ベッテルは、ルイス・ハミルトンの最も近くでタイトルを争っているドライバーだが、次戦までタイトル争いを引き延ばすためにはオースティンで9ポイント差以内にとどまる必要がある。
これまでフェラーリは4つのエンジントークンを残していたが、それを投入するためには5基目のパワーユニットへの交換が必要となり、セバスチャン・ベッテルはシーズンの割り当てを超過することでペナルティーを科される。「新しいエンジンのために10グリッド降格することになるけど、元々そういう計画だった」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「隠すつもりはない。僕たちにとっては驚きではない。説明すれば、シーズンのどの段階でも一番いいエンジンを使う計画だ。エンジン部門の人たちは過ぎ仕事をしていると思う」「これを悪い方に受け止めないでほしい。むしろポジティブな兆候だ。僕たちはハードにプッシュしてきたし、大きくパフォーマンスを進歩させることができているからね」セバスチャン・ベッテルは、ここでアップグレードを投入することが長期的な利益を生むと考えている。「このレース単独で見れば、素晴らしいニュースとは言い難いだろう。でも、プロジェクト全体、シーズン全体を見るべきだ。ここでフレッシュなエンジンを使うことは以前からの計画だった。全てのレースで最大限のパワーを得ることがプライオリティーだ。ペナルティーを受けるけど、大きく進歩できるというポジティブな面に目を向けるべきだ」関連:ルイス・ハミルトン、F1ワールドチャンピオン2連覇に王手
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