セバスチャン・ベッテルがF1最終戦ブラジルGPへ向けての抱負を語った。来季レッドブルへの移籍が決まっているベッテルにとって、ブラジルGPは18ヶ月在籍したトロ・ロッソでの最後のレースとなる。しかし、ベッテルは、特別な感情は持たず、いつものグランプリと同じようにインテルラゴスへ向かうと語る。
「正直なところ、最後のレースになるということについては考えないよ。ただそこに行って、僕達の仕事をするだけだ。」「僕たちはフェラーリやマクラーレンほど大きくはない。僕たちは集中しているし、なにかを達成するためにここにいる。最後のレースかもしれないけど、土曜日と日曜日のパフォーマンスだけを考えている。」「僕達はベストを尽くす。そして、日曜の夜に僕達はそこで一緒にパーティーをする良いチャンスがあるしね!」トロ・ロッソは、シーズン後半の力強いパフォーマンスにより、コンストラクターズ争いで姉妹チームのレッドブルを5ポイントリードしている。しかし、イタリアGPでの優勝という衝撃的な結果にも関わらず、ベッテルはチームがシーズン最後のレースで数ポイント加えられれば満足だと語る。「ただ継続したいだけだ。僕たちはたいてい勝てる範囲にいないのは明らかだし、通常の予選では上位を争ってはいない」「軽いクルマでのQ2では、僕たちはかなり接近していると思うけど、クルマに燃料を積んだときは、良いときも悪いときもある。でも、あなたが望むことを話せば、ビックチームとのギャップはあるね。」「モンツァは、僕達にとって全てが完璧だった。僕たちはその日、それらのコンディションで最も速かったし、最高の仕事をした。モンツァを見るべきではないと思うけど、他の全てのレースのパフォーマンスを見ると、ここ数レースではコンスタントにポイントを取るには十分よかった。」「僕たちには良いパッケージがあるし、それを使うことは僕たち次第だ。でも、必ずしもトップレベルにいるわけではない。フェラーリとマクラーレンが全てのレースを1-2、1-3または1-4で勝てば、上位4位はフェラーリとマクラーレンのものだ」