セバスチャン・ベッテルが、2年連続でのワールドチャンピン獲得に王手をかけた。F1シンガポールGPで圧倒的な速さで3戦連続となる今季9勝目をおさめたセバスチャン・ベッテルは、ポイント数を309ポイントまで延ばし、2位のジェンソン・バトンとの差を124ポイントに広げた。残り5レースで獲得できる最大ポイント数は125ポイント。ベッテルが勝利数で追いつかれることはないため、残りのレースを10位以上で終えて1ポイントでも獲得できればバトンの順位に関係なくタイトル決定となる。
また、F1シンガポールGP終了時点で3位のフェルナンド・アロンソは125ポイント差がつき、アロンソ以下は計算上もタイトル争いから脱落。ただし、ジェンソン・バトン(185ポイント)、フェルナンド・アロンソ(184ポイント)、マーク・ウェバー(182ポイント)と2位争いは接戦となっている。次戦F1日本GPの決勝レースは10月9日(日)。セバスチャン・ベッテルが鈴鹿でタイトルを決める可能性は非常に高い。関連:2011年 F1ポイントランキング
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