マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、夏休み明け最初のレースを迎える。しかも舞台は地元オランダGP。オールドスクールなレイアウトのザントフォールトに戻ることを心待ちにしている。5月に第一子リリーが誕生して以来、父親として迎える初めてのF1夏休みを過ごしたフェルスタッペンは、家族や友人とともに心身をリフレッシュしたという。休暇を経て挑むのは、自身にとって特別なホームレースだ。
「素晴らしい夏休みだった。リラックスして家族や友人と過ごし、しっかりとエネルギーをチャージできた。そしてすぐにザントフォールトへ向かうことになる」フェルスタッペンはこう語り、オランダGPへの期待感を示した。「ホームレースはいつも特別だ。雰囲気は本当に素晴らしく、いつも大きな応援をもらえる。オレンジ色の大観衆の中を走るのは信じられないほどの感覚で、また戻れるのを楽しみにしている」今年は特別仕様のライオンデザインのヘルメットやキャップ、シューズで臨むことも明かした。ザントフォールトでは過去3戦すべてポール・トゥ・ウィンを飾っており、今回もポールポジションを獲得すれば新記録となる。これまでの288周のうち200周をリードしてきた実績もあり、好材料は揃う。「ザントフォールトはオールドスクールなサーキットで、ユニークなレイアウトと高速コーナーが多い。厳しいレースになるだろうし、天候次第で難しくなるかもしれないけれど、どうなるか見てみよう」とフェルスタッペンは締めくくった。
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