マックス・フェルスタッペンは、エイドリアン・ニューウェイの影響を受けたアストンマーティンの2026年のパフォーマンスに「ワクワクしている」と語った。ニューウェイは2024年初頭に約20年在籍したレッドブルからの離脱を発表し、その後アストンマーティンに加わった。今年に入って正式に新たな役割をスタートさせており、彼の焦点は完全に2026年の新車に向けられている。
ニューウェイは、フェルスタッペンがチャンピオンを獲得したマシンを含む、レッドブルで8台のタイトル獲得マシンを設計してきた。そんな彼がアストンマーティンのガレージに姿を見せたのは先月のF1モナコGPが初めてだった。その姿について尋ねられたフェルスタッペンは、RacingNews365を含むメディアに対し、次のように語った。「ガレージで彼の姿を見ると、かつて僕たちのチームにいた頃の彼を思い出すよ」「でも、もう考えても仕方がない。エイドリアンは僕たちのところにはいないんだ」「僕たちは――少なくとも僕は、彼をとても尊敬している」「彼は成功を収めただけでなく、人としても素晴らしい人物だった」2026年にはF1のレギュレーションが大きく変わることから、各チームは勢力図の変動を見据えて開発に注力している。ルール変更に際して革新性を発揮してきたニューウェイの存在は、アストンマーティンにとって大きな武器になる可能性がある。その点についてフェルスタッペンは次のように語った。「緑のチームウェアを着ている彼を見るのは、もちろん違和感があるけど、彼のことは嬉しく思っている。彼自身が幸せであることが一番大事だからね」「彼がチームの成功に貢献することは間違いないと思っているよ」「彼が本格的に関わる来年、彼らがどんなクルマを作ってくるのか、すごく楽しみにしているんだ」