マックス・フェルスタッペンは、F1ファンがV10エンジン復活の噂をどの程度真剣に受け止めるべきか疑問を呈している。F1のCEOであるステファノ・ドメニカリから、FIA会長のモハメド・ビン・スライエム、トト・ヴォルフ、クリスチャン・ホーナー、フレデリック・バスール、ルイス・ハミルトンなど、多数の権威ある人物が、ここ数日、このアイデアについて考えを巡らせている。
しかし、ビン・スライエムの最新のコメントが憶測にさらに拍車をかけた。ビン・スライエムは、F1で完全に持続可能な燃料が登場すれば、軽量で大きな音を出し、観客を魅了するV10エンジンが2030年には現実的な選択肢になる可能性があると示唆したのだ。4度のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンは週末、Viaplayのインタビューに対し、「それはとても良いアイデアだと思う。でも、それが可能かどうかという問題だ」と語った。実際、F1は2026年からハイブリッド「パワーユニット」時代に賭け、現在よりもさらに重く、より電化されたエンジンを採用する。マックス・フェルスタッペンは、ビン・スライエムが余計なことを言っているのではないかと疑問を呈している。「あまりあれこれ騒ぎ立てるのは良くないし、この手のことは裏で解決する方が良いと思う。それが誰にとっても良いことだ」とフェルスタッペンは語った。マックス・フェルスタッペンとFIA会長は数ヶ月前から対立しており、特に昨年12月にフェルスタッペンにルワンダでの1日間の社会奉仕活動を命じた「悪態禁止令」をめぐって対立している。これに対してマックス・フェルスタッペンは、今後は悪態をつくときはすべてリンブルフ語で話すつもりだと語っている。「そうだね、できるよ」とフェルスタッペンは笑う。「カートをしていた頃は、すでにしょっちゅう使っていたからね」「これらはすべて、本当に対処したくない非常にばかげたことだ。でも、それが現実だ」