マックス・フェルスタッペンは昨シーズン終盤のレースでペナルティポイントを大量に獲得したが、出場停止処分という差し迫った脅威が迫っていても、自分のやり方を変えるつもりはないと語っている。マックス・フェルスタッペンは現在8ポイントのペナルティポイントを課せられている。12ポイントに達すると自動的にレース出場停止処分となるが、7月のイギリスグランプリまではライセンスからポイントがリセットされることはない。
レッドブルのモータースポーツコンサルタントであるヘルムート・マルコは先月、フェルスタッペンがレース出場停止処分を避けるためには「慎重になる必要がある」と認めた。しかし、4度のワールドチャンピオンに輝いたドライバーは、そのつもりはないようだ。「そんなことで自分のドライビングスタイルを変えるつもりはない」とフェルスタッペンはBlick紙に語った。「自分がやり過ぎた時はわかっている」「例えば、アブダビの決勝レースでスタート時にピアストリを攻撃した時だ。レース後に彼に謝罪するのは何の問題もなかった」フェルスタッペンとピアストリの衝突により、フェルスタッペンは直近の2回のペナルティポイントを獲得した。2024年の過去5大会で、ペナルティポイントを獲得したのは4度目だった。昨年、カタールグランプリの予選後に受けたペナルティには激怒した。スチュワードは、ジョージ・ラッセルを妨害したと裁定したのだ。しかし、翌日には巻き返し、今季9勝目を挙げた。フェルスタッペンは、このような挫折を乗り越えるのに「一晩あれば十分」だと語った。「翌日に怒りを持ち越しても意味がないからだ」「僕の野心をかき立ててくれるなら、物事はうまくいく」「ペナルティやポイントについて何時間も議論することはできる。今、アロンソと同じように、僕はすでに8ポイントのペナルティポイントを持っている。でも、自分のドライビングスタイルを変えるつもりはない」
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