マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、F1カナダグランプリの決勝をフロントローからスタートするフェルナンド・アロンソ(アルピーヌF1チーム)は「少し食っている」が、ファーストラップで彼が何ができるか分かっていると警戒する。フェルナンド・アロンソは、ウェットコンディションとなったF1カナダグランプリの予選でセンセーショナルなラップを決め、ポールポジションのマックス・フェルスタッペンに並んで2012年のドイツGP以来となるフロントローからレースをスタートする。
40歳のフェルナンド・アロンソは、グリッドで決勝の1コーナーでマックス・フェルスタッペンに“マキシマムアタック”を仕掛けるとウインクした。マックス・フェルスタッペンは最終的に快適にポールポジションを獲得したが、レースの早い段階でフェルナンド・アロンソがレースのどれだけのポジションを上げることができるかをよく知っている。「フェルナンドとフロントローで並ぶということは、幼い頃にF1を見ていて、ポールを獲得して、レースとチャンピオンシップに勝ちまくっていたフェルナンドと並ぶということだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。「つまり、最前列を共有することは素晴らしいことだ。もちろん、フェルナンドは少し年を食っているけど、それでも非常に速い」「彼は皆さんも知っているように非常にスタートがうまいことを知っているので、準備ができていなければならない」マックス・フェルスタッペンのペースのアドバンテージは、彼の最も近いタイトルのライバルであるセルジオ・ペレスとシャルル・ルクレールが後方からスタートすること相まって、日曜日の勝利の最有力候補となっている。しかし、それが真実であるにもかかわらず、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのオーバーテイクの可能性、特にカルロス・サインツJr.がレースの早い段階でアロンソを追い抜くことがができれば、まだ優勝争いに巻き込まれる可能性があることを意味する。しかし、マックス・フェルスタッペンはレースがどのように展開するかを見るのを楽しみにしていると語る。「もちろん、単純なレースにはならないと思うけど、今日はトリッキーなコンディションで、落ち着いていて、ミスを犯さず、Q3に適切なコールができた思う」とマックス・フェルスタッペンは語った。「もちろん、ここでポールポジションを獲得し、モントリオールに戻ってきたことにとても満足している。久しぶりでだしすべてのファンに会えてうれしい」「ここにはリアルな本格的な縁石があって、カートの感覚を取り戻すような感じだ。いつもここでの運転を楽しんでいる。明日を楽しみにしている」