元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、F1マイアミGPでレッドブル・レーシングの方が速い車だったと結論付けるのは単純すぎるとし、マックス・フェルスタッペンの“F1王者の走り”は称賛に値すると語る。マックス・フェルスタッペンは、初開催のマイアミGPでの勝利し、今シーズンのすべてのグランプリでリタイアまたは勝利という記録を続けた。そして、フェルスタッペンは両方のフェラーリをコース上で抜いてみせた。
オープニングラップで、マックス・フェルスタッペンはターン2でカルロス・サインツを仕留め、9周目にはシャルル・ルクレールをターン1でオーバーテイクしてリードを奪った。マックス・フェルスタッペンの走りは印象的だったが、現在、アップグレードされたレッドブル・レーシングがより速い車であることを考えれば、それはほぼ避けられないことだったと専門家は語った。レッドブルRB18はフェラーリF1-75に比べてストレートスピードのアドバンテージがあるだけでなく、マイアミでは低速コーナーでもフェラーリに匹敵することができた。だが、デビッド・クルサードは、そのストーリーにはより多くのことがあったとし、マックス・フェルスタッペンの成熟を挙げた。「実際の車に大きな違いはないと思う」とデビッド・クルサードはChannel 4に語った。「車が異なる場所で設計および製造されていることを考えると、それは素晴らしいことだと思う」「決定的な要因となるのは、週末のタイヤマネジメントだったと思う」「チェコ(ペレス)は、コース上でマックスにそれほど遅れをとっていなかった。彼は、マックスの最後の少しのペースを実現できていない。そう、そこにはマックス・ファクターがある」「しかし、 『レッドブルの方がより速い車だ』と言うほど単純ではないと思う」13回のグランプリウィナーであるデビッド・クルサードは、セーフティカー後のリスタートでフェルスタッペン・ファクターが現れたと考えている。マックス・フェルスタッペンがシャルル・ルクレールに対して築き上げてきたリードは、ランド・ノリスとピエール・ガスリーが衝突してセーフティカーをもたらしたときに根絶された。マックス・フェルスタッペンはリスタートですぐに引き離したが、シャルル・ルクレールはDRS内に留まった。今シーズンはDRSはかなり強力であることが証明されている。だが、プレッシャーにもかかわらず、フェルスタッペンは今シーズン3勝目を挙げた。「あの状況でのマックスへのプレッシャーはスケール外だった」とデビッド・クルサードは語った。「そして、レース後に彼らはどちらもかなり暑さで汗をかいているのが見えた。アードなレースだったし、私はそれを見るのが大好きだ」「そして、マックスは本当にワールドチャンピオンの走りをしたと思う。もし、あれが若いマックスかそれ以下のマックスだったら、シャルルはおそらく追い抜きを成し遂げることができていただろう」今シーズンの5レースで、シャルル・レクレールはマックス・フェルスタッペンを19ポイントリードし、コンストラクターズチャンピオンシップではフェラーリはレッドブルに6ポイント差をつけている。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
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